cos関数、sin関数、tan関数は、それぞれ三角関数のコサイン(余弦)、サイン(正弦)、タンジェント(正接)を求めます。また、cosh関数、sinh関数、tanh関数は、それぞれ双曲線コサイン、双曲線サイン、双曲線タンジェントを求めます。
#include <math.h>
double cos(double x);
double sin(double x);
double tan(double x);
double cosh(double x);
double sinh(double x);
double tanh(double x);
xは、角度をラジアン単位で指定します。
戻り値として、ラジアン単位の結果が返ります。
次の例題では、0ラジアンから4πラジアン(720度)まで、0.1ラジアン毎のコサイン(余弦)を求めて、それをグラフ表示しています。
プログラム 例
#include <stdio.h> #include <math.h> #define PI 3.14159265 int main(void) { double x; /* 0ラジアンから4πラジアン(720度)まで */ for (x = 0.0; x <= 4.0 * PI; x += 0.1) { printf('%f %f\n', x, cos(x)); } return 0; }
例の実行結果
実行結果をファイルに出力して、それをGNUPLOTでグラフ表示しています。